重要なお知らせ
2025年から当院でもフルミスト(経鼻インフルエンザ生ワクチン)を開始することにしました。フルミストは、鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンで、注射ではありません。そのため、注射が苦手なお子さんにお勧めです。2003年に初めて米国で承認され、2023年4月時点で36の国と地域で承認されています。以下に注射ワクチンと経鼻ワクチンの違いについて記載させて頂きます。通常診療に支障が出てしまいますので、お電話のお問合せは何卒お控え下さい。
インフルエンザワクチンについて
Influenza vaccine
インフルエンザワクチンには発病後の重症化を予防する効果や、発病を一定程度抑制する効果があります。効果が出るまで、接種してから約2~3週間程度かかります。感染流行前の予防がより重要です。インフルエンザウイルスの流行する型は毎年変わるため、罹患を予防するためにシーズン毎の接種が必要となります。
2025年から当院でもフルミスト(経鼻インフルエンザ生ワクチン)を開始することにしました。フルミストは、鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンで、注射ではありません。そのため、注射が苦手なお子さんにお勧めです。2003年に初めて米国で承認され、2023年4月時点で36の国と地域で承認されています。以下に注射ワクチンと経鼻ワクチンの違いについて記載させて頂きます。通常診療に支障が出てしまいますので、お電話のお問合せは何卒お控え下さい。
10月2日(木)~
(※接種時間は、状況により変更になる可能性があります)
フルミストは、鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンで、注射ではありません。そのため、注射が苦手なお子さんにお勧めです。2003年に初めて米国で承認され、2023年4月時点で36の国と地域で承認されています。
従来からある注射によるインフルエンザワクチンは、血液中にインフルエンザウイルスに対する免疫(IgG)を獲得する働きがあります。一方で、フルミストはIgGだけでなく、インフルエンザウイルスの侵入口である鼻の粘膜に直接免疫(IgA)を付けるため、より高い免疫効果が期待されています。また生きたウイルスを利用して免疫を作るため、流行しているインフルエンザと、ワクチンの株が異なった場合でも症状を軽症化させる作用があると報告されています。
対象年齢:原則として2歳以上、19歳未満(当日18歳11か月まで)
価格:1回8000円(税込み)
接種方法:鼻腔内に0.1mlずつ両方の鼻腔に噴霧します
接種回数:全年齢で1回の接種
注意:予約された方の人数に合わせて、ワクチンの確保を行います。そのため、予約後のキャンセルは何卒ご遠慮下さい。
注射ワクチン | 経鼻ワクチン(フルミスト) | |
---|---|---|
投与方法 | 皮下注射 | 鼻腔に噴霧 |
ワクチンの種類 | 不活化ワクチン (死んだウイルス) |
生ワクチン (病原性を低下した生きたウイルス) |
接種回数 |
①生後6ヶ月~13歳未満:2回 ②13歳以上:基本的に1回 |
全年齢で1回の接種 |
対象年齢 | 生後6ヶ月以上 | 2歳以上、19歳未満 |
価格 | 1回3500円(2回で7000円) | 1回8000円 |
効果の持続期間 | 約5ヶ月 | 約6ヶ月~1年 |
メリット | 値段が経鼻に比べ安価 | 注射に比べ痛みが少ない 効果が長く強い可能性あり |
デメリット | 経鼻に比べ痛みが強い 経鼻に比べ効果持続が短い |
値段が注射に比べ高価 |
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以下の方はフルミストの接種が出来ません。